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未来を担う子どもたちを応援&子育てにやさしいまちを目指して~山梨県韮崎市~

山梨県韮崎市

公開日 : 2026年 3月10日人材育成関係人口の創出・拡大子育て

取材者遠藤香織 / 瀬戸株式会社

ミアキス利用者からは「イベントやスタッフとの交流のなかで自分を少し知れた気がする」という声も

【画像】ミアキス利用者からは「イベントやスタッフとの交流のなかで自分を少し知れた気がする」という声も

山梨県北西部にある韮崎市では、急速に進んだ人口減少と少子高齢化が課題となっています。特に若者の流出が深刻で課題解決に向けて様々な施策が講じられています。今回は中高生の拠点「青少年育成プラザMiacis(ミアキス)」と子育て支援センター「にら★ちび」の2つの事業について紹介します。いずれの施設も韮崎駅から徒歩約5分のところにある「韮崎市民交流センター NICORI ニコリ」内にあり、乳幼児から中高生、そして子育て世代まで、幅広い層の居場所づくりが進められています。2つの事業の立ち上げ背景や成果、そして、今後の展望について韮崎市デジタル戦略課の平賀夕子さんにお話を伺いました。

家でも学校でもない第三の居場所「青少年育成プラザMiacis(ミアキス)」

「青少年育成プラザMiacis(ミアキス)」は韮崎市のカムバック支援事業の一環として、2016年10月に開設しました。「中高生にとっての家でも学校でもない居場所を作ろう」をコンセプトに掲げています。その背景について平賀さんは「韮崎市はほかの自治体と同様、若者の流出が課題となっています。市内に大学や専門学校などがないため、高校卒業後、市外に進学する人が多く、その後、韮崎市に戻る若者はごくわずかです。韮崎市に暮らす中高生の「にらさき愛」を深め、進学後も韮崎市へ回帰してもらうことが目的です」と話します。「ミアキスは、ひと言でいえば、気軽に立ち寄れるおしゃれなカフェです。誰かと話をしてもよし、勉強してもよし、くつろいでもよし。好きな時に来所して、自由に過ごしてほしいです」とミアキスを説明してくれました。ミアキスは地下にあるとは思えないほど明るい雰囲気で、パステルカラーを基調に温かみのある空間が広がっています。スタイリッシュな家具が設置され、書籍や雑誌スペース、カードゲームやパズル、そして、卓球台もあります。

設定されたテーマについて話し合う対話イベント「ニラサキ通トーク」

【画像】設定されたテーマについて話し合う対話イベント「ニラサキ通トーク」

中高生が企画・運営に携われる仕組みに。生徒の思いを実現するコンテストも開催

「こうした施設は山梨県では初。地元のNPO法人が管理・運営しており、若い人が若い人のために一緒になって、よりよい施設になるよう、盛り上げています。実際に『料理をしたい」という生徒のニーズを聞き出し、キッチンスペースを設置しました。自分の好きな料理を作り、食事を楽しむことができるようになりました」と平賀さん。
また、2024年には、企業版ふるさと納税の寄付を通じて高校生アイデアコンテスト「SPARK」が開催されました。「『SPARK=興味・関心・情熱』に由来するもので、自分の可能性を広げるアイデア、人を喜ばせるアイデアなど、設定されたテーマに沿って高校生が発表しました。選ばれた10組に活動資金として17万円が提供され、自身の挑戦したいことを実現できるというものです」と話します。「麻雀人口を増やしたい」という熱意から施設に全自動麻雀卓を設置した高校生もいるそうです。
「ミアキスは約6,500万年前に生息していた動物の名前です。同じ環境にいながらも、樹上を降りて大草原を目指したものはイヌ科へと、樹上に残り生活を続けたものはネコ科へと進化を遂げたといわれています。中高生も、ミアキスのようにチャレンジすれば何者にでも進化できます」とネーミングに込めた思いを語ってくれました。

「にら★ちび」では「多胎ちゃんパパママの会」などの交流イベントを開催

【画像】「にら★ちび」では「多胎ちゃんパパママの会」などの交流イベントを開催

子育て世代の孤立を防ぐために、韮崎市子育て支援センター「にら★ちび」を設立

同施設内3階にある韮崎市子育て支援センター「にら★ちび」は、親子が自由に過ごせる屋内公園というコンセプトのもと、開設されました。山梨県産の木材を使った大型遊具のほかに、ボールプール、積み木やブロックのあるスペース、電子レンジや調乳ポットのある手洗い場、授乳室などもあり、乳幼児と親が安心して過ごすことができます。
「韮崎市には世界各地に拠点をもつ大手企業の本社や工業団地があり、実家や地縁がなく韮崎市に転居してくる転勤族も多くいます。本市は、こうした子育て世代の孤立を防ぎ、地域がサポートしながら育児できる環境を整えたいと思っています」と平賀さんは話します。「にら★ちびを拠点に親子イベントや専門家を招いた講座の開催、子育て相談、一時預かりなど、様々な子育て支援を行っています。また、来所が難しい家庭を中心にスタッフが直接、家に訪問し、伴走支援を行うアウトリーチ型支援も進めています」と具体的な支援内容も説明してくれました。

個別の育児相談もできる「にら★ちび子育て相談室」

【画像】個別の育児相談もできる「にら★ちび子育て相談室」

何かあったときの「駆け込み寺」。地域ぐるみで子育て支援を

5年後、10年後の姿をたずねると「困ったときに真っ先に思い出される相談先であってほしいです」と答えてくれました。実際に利用者からは「子育ての悩みなどを気軽に話せて気持ちが楽になりました」「不安なことを相談し解決することができました」といった声が寄せられているといいます。
「有償で育児の相互援助を行うファミリーサポート制度では、サポートする側の生きがいにもなっています。地域ぐるみで子育てを支援することで、地域とのつながりが生まれ、地域活性化にもつながります」と平賀さんは話します。

一時預かりでは、専任保育士が子どもを保育

【画像】一時預かりでは、専任保育士が子どもを保育

企業の皆様の思いが地域の未来を動かす

最後に担当者として企業版ふるさと納税制度に対する思いをたずねると「企業版ふるさと納税の最大の魅力は、企業の皆様の思いが寄付という形で地域の未来を動かせる点です。『どんな社会をつくりたいのか』『どんな地域を応援したいのか』という企業の思いをベースに、企業の皆様を、韮崎市のまちづくりのパートナーとしてお迎えしたいと思っています」と締めくくってくれました。

語り手

韮崎市デジタル戦略課

平賀夕子さん

自治体

山梨県韮崎市

動画

 
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