本市においては、ベッドタウンという位置づけから近年まで人口増加を続けてきましたが、国立社会保障・人口問題研究所の推計に準拠した内閣府の推計によると、本市の人口は、2020年の国勢調査時点における78,113人から、2025年の78,128人をピークに減少し、2050年には70,053人となることが予想されています。
また、年少人口割合が全国平均以上である本市においても、年々その割合は減少傾向にあり、高齢者人口が増加するなか、深刻な少子高齢化の進行が予想されます。
こうした市の現状のなか、「香芝市人口ビジョン」では、自然増および社会増に関わる施策の両面アプローチで人口減少スピードを抑制し、2060年に人口約70,000人を維持することを掲げており、この目標人口を達成するためには、人口推計上本市の合計特殊出生率を2050年までに1.8に上昇させることが必要となります。
また、社会移動(転入・転出)については、人口の社会増(特に30歳代は5年間で約300人の社会増)を維持していくことが求められています。人口減少に起因する諸問題を未然に防ぐため、次に掲げる基本目標の達成を図り、人口ビジョンに掲げる人口維持を目指します。
〇基本目標1 稼ぐ地域をつくるとともに、安定した雇用を創出する
技術開発やIT投資、販路開拓等への支援を推進するとともに、地域の特色・強みを生かした産業の振興や企業の競争力強化を図り、効果的に域外から稼ぎ、効率的に域内で富を循環させる地域経済構造の構築に取り組む事業。
【具体的な事業】
・男女共同参画推進事業
・企業支援事業
・地産地消推進事業 等
〇基本目標2 香芝とのつながりを築き、香芝への新しいひとの流れをつくる
香芝や香芝の人々と多様な在り方で関わる関係人口の創出・拡大に取り組むとともに、企業や個人による寄附・投資等により、本市の地方創生の取り組みへの積極的な関与の促進に取り組む事業。
【具体的な事業】
・観光イベント実施事業
・空家等対策関係事業
・ふるさと寄附金事業 等
〇基本目標3 結婚・出産・子育ての希望をかなえる
安心して子どもを産み育てられるよう、結婚の希望をかなえる取り組みの推進、子育てのサポート体制の充実、男女の働き方改革など、本市の実情に応じた少子化対策の取り組みを地域や企業等と連携して推進する事業。
【具体的な事業】
・妊娠出産包括支援事業
・地域子育て支援拠点事業
・教育相談支援事業 等
〇基本目標4 ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な香芝をつくる
医療・福祉・商業等の生活機能、及び地域交通の維持・確保を進めるとともに、既存の公共施設・不動産等のストックを最大限活用するなど、ストックマネジメントに取り組むことで、質の高い暮らしのためのまちの機能の充実を図る事業。
【具体的な事業】
・市民公益活動団体支援事業
・地域公共交通事業
・主要幹線道路整備事業 等
当市の事業を推進させるため、企業の皆様からのご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。