本プロジェクトは、福岡県糸島市が推進する「広域連携の推進」を目的とした企業版ふるさと納税プロジェクトです。
九州大学の高度な研究シーズや人材を地域課題の解決に結びつける起業支援、市民の健康増進を目指す「いとしま免疫村構想」の実証事業、そして対話型による官民連携(PPP)のシステム化を柱としています。
SDGsやESG投資を重視し、オープンイノベーションやヘルスケア領域に関心を持つ企業様と協働することで、大学の「知」を社会実装し、持続可能な課題解決のモデルを構築します。
糸島市は、九州大学伊都キャンパスの移転完了により、国内有数の「知の集積拠点」としての基盤を有しています。しかし、この学術的資源を具体的な地域の課題解決やビジネス創出へと展開するためには、以下の構造的な課題を解決する必要があります。
第一に、研究成果の社会実装と起業支援の強化です。大学が持つ先進的な技術やアイデアを地域社会に還元するためには、研究者や学生に対する段階的な起業支援や相談窓口の設置など、産学官民が有機的に結びつく支援体制の構築が求められています。
第二に、ヘルスケア領域における実証事業の推進です。本市は、市民、大学、企業が連携して健康づくりに取り組む「いとしま免疫村構想」を掲げています。この構想を具現化し、健康寿命の延伸に寄与する具体的な介入研究や実証事業を実行するには、民間企業が持つ資金やビジネスのノウハウが必要です。
第三に、官民連携(PPP)のシステム化です。多様化する市民ニーズに行政の資源のみで対応することは困難です。現在の民間連携事業実施数(累計3件)をさらに拡大し、対話を通じて効果的に民間活力を導入する仕組み(システム)を定着させることが急務となっています。
これらの課題を解決し、個別のプロジェクトを単発で終わらせないためには、民間企業の皆様が持つマネジメント能力や事業化の知見が不可欠です。企業版ふるさと納税を通じたご支援により、糸島市を舞台に広域的な連携エコシステムを共に創り上げるパートナーを募集しています。
糸島市は、高度な学術機関である九州大学と、健康や食に関心の高い市民基盤を持つ、社会実装に最適なフィールドです。しかし、地域の課題解決を持続可能なものにするためには、個々の事業を連携させ、産学官民が継続的に価値を生み出す「仕組み」を構築しなければなりません。
私たちは、企業様を単なる資金提供者としてではなく、共に地域課題を分析し、新しい事業モデルを社会実装する「共創パートナー」としてお迎えしたいと考えています。
御社が培ってきた事業開発のノウハウ、スタートアップ支援の知見、または官民連携を推進するマネジメント能力は、糸島市の広域連携を機能させるための有益なリソースとなります。大学の「知」と地域の「課題」を結びつけ、社会課題解決のモデルとなるイノベーション創出の仕組みを、この糸島の地で共に創り上げませんか。皆様からのご支援とご参画を心よりお待ちしております。
本プロジェクトにご寄付いただいた資金は、地方版総合戦略に基づく以下の事業に活用いたします。
・ 「いとしま免疫村構想」に基づく介入研究や実証事業の実施
産学官民連携による健康増進アプローチを検証し、各種団体や事業所等との連携事業数(現状41事業)を令和12年度までに53事業へ拡大することを目指します。
・ 九州大学の研究者や学生を主な対象とした起業支援と相談窓口の設置
大学の知見を活かしたスタートアップを支援し、協定締結大学等と連携した課題解決の基礎研究数(累計目標60件)および市内の年間創業件数(目標72件)の達成を後押しします。
・ 対話型による官民連携のシステム化を図り、効果的な民間活力の導入を促進
行政と民間が対等に協議できる仕組みを構築し、民間連携事業実施数(累計目標7件)の拡大と質の高い公共サービスの提供を図ります。
企業版ふるさと納税を通じた本プロジェクトへの参画は、企業様に以下のメリットを提供します。
・ ヘルスケア・新技術の実証実験フィールドの活用機会
「いとしま免疫村構想」等の枠組みを通じて、健康増進や予防医療、あるいは新技術に関するサービスを地域社会で検証する場として参画いただけます。(※自治体による製品・サービスの優先購入や入札での優遇等を前提とするものではありません)
・ 大学の研究シーズ・高度人材とのネットワーク構築
九州大学を対象とした起業支援プロジェクトに関わることで、最先端の研究動向の把握や優秀な人材との早期接点獲得(オープンイノベーション)の機会となります。
・ ESG・官民連携(PPP)の推進実績の創出
対話型の官民連携システム構築に関与することで、目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」等への貢献を、客観的指標とともに統合報告書等で発信できます。
※企業への寄付メリットの詳細は、自治体と寄付企業で相談の上、決定します。
■糸島市について
福岡県「糸島市」は、平成22年1月1日に、前原市、二丈町、志摩町が合併して誕生しました。
福岡県西部の糸島半島に位置し、市北側には玄界灘に面した美しい海岸線が広がり、市南側には背振山系の山々が連なっています。それらの中間部には糸島平野と呼ばれるなだらかな田園地帯が広がり、JR筑肥線と国道202号沿線を中心に市街地が形成されています。
東は福岡市、西は佐賀県唐津市、南は佐賀市と接し、福岡市の中心部天神からJR筑肥線筑前前原駅、西九州自動車道前原インターチェンジともにおよそ30分の距離であり、博多駅や福岡空港にも乗り換えなしでアクセスでき、交通利便性が高い地域です。
糸島市は、中国の歴史書「魏志倭人伝」に記されている「伊都国」があった地です。大陸との玄関口として古くから文化が栄え、農耕が営まれ、さまざまな史跡・遺跡などが今なお各所に残されています。中でも、平原遺跡で出土した日本最大の銅鏡「内行花文鏡」をはじめとする出土品群は国宝に指定されています。
現在では、都市近郊型の農業・漁業・畜産業が盛んで、糸島の農畜産品や海産物は、県内外の飲食店や多くの人たちから安全・安心な新鮮でおいしい食材として「糸島ブランド」が定着しています。そのため、市内各所にある農畜産物・海産物直売所に多くの人たちが訪れています。
市内には、糸島のシンボルとして、古くは万葉の歌にも詠まれ「糸島富士」とも呼ばれた可也山、ダイナミックな海岸線を織りなす二見ヶ浦や芥屋の大門、美しい白砂青松の海岸線を有した幣の浜や姉子の浜、背振山系の山々からの水をたたえた白糸の滝や千寿院の滝などの名勝があります。
海と山のレジャースポットとして、多種多様な工房や農畜産物・海産物直売所、遺跡・文化財などをめぐるドライブコースとして、多くの人が訪れています。
サーフィンや海水浴、登山、各種芸術家の工房めぐり、6つのゴルフ場、眺めのよいカフェやレストラン、カキやハマグリなどの新鮮な海産物、遺跡をめぐる歴史探訪など、糸島の魅力を楽しむことができます。
市北東部には総面積約275ha(うち、糸島市にかかるのは約32ha)の九州大学伊都キャンパスがあり、福岡県や福岡市、産業界と連携し、九州大学を核とした知の拠点づくりの一翼を担っていきます。あわせて、住環境や情報インフラなどの都市基盤の整備や知的資源を生かした企業や研究所の誘致、地域の国際化など、あらゆる分野で九州大学との連携・交流を図りながら、学術研究都市づくりを積極的に推進しています。
■企業版ふるさと納税のお願い
糸島市はこれまで積み上げてきた「ブランド糸島」政策が効果を発揮し、「住んでよし、訪れてよし」のまちとして、観光客も、移住者も増加しています。
そして、将来の人口減少を見据えつつ、持続可能なまちを実現するため、「ワンランク上のまちづくり」に取り組んでいます。
行政や地域の自立度や市民の安心感を高め、糸島の魅力をさらに磨き上げることで、サービスの量的拡大だけでなく、質的なサービスや暮らしの向上を図り、住み続けたいと思えるまちづくりです。
「ワンランク上のまちづくり」の実現には、地域における官民連携の視点が不可欠です。
企業の皆さまのご支援をお願い申し上げます。
| 人材派遣型の受け入れ | なし |
|---|---|
| ビジネス集積地 | なし |
| サテライトオフィス・テレワーク施設 | なし |
| 包括連携協定を結んでいる企業 | 株式会社福岡銀行 株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 株式会社西日本シティ銀行 九州電力株式会社 |
| 年度 | 金額 |
|---|---|
| 2020 | -円 |
| 2021 | 0円 |
| 2022 | 11,600,000円 |
| 2023 | 44,580,000円 |
| 2024 | 18,626,000円 |
| 年度 | グループ | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 | 将来負担比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | 都市Ⅱ-1 | 0.58 | 89.7 | 6.7 | 0 |
| 2021 | 都市Ⅱ-1 | 0.57 | 81.6 | 6.6 | 0 |
| 2022 | 都市Ⅱ-1 | 0.57 | 82.3 | 6.2 | |
| 2023 | - | ||||
| 2024 | - |
政令指定都市、特別区、中核市、施行時特例市以外の市を、
総人口/産業別就業人口比により分けた以下の16のグループに分類されます
| 人口 | 都市 | 比較的第三次産業多い比較的第一次産業多い | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 少ない多い | 50,000人未満 | I | 都市 I-3 | 都市 I-2 | 都市 I-1 | 都市 I-0 |
| 50,000~100,000未満 | Ⅱ | 都市 Ⅱ-3 | 都市 Ⅱ-2 | 都市 Ⅱ-1 | 都市 Ⅱ-0 | |
| 100,000~150,000未満 | Ⅲ | 都市 Ⅲ-3 | 都市 Ⅲ-2 | 都市 Ⅲ-1 | 都市 Ⅲ-0 | |
| 150,000人以上 | Ⅳ | 都市 Ⅳ-3 | 都市 Ⅳ-2 | 都市 Ⅳ-1 | 都市 Ⅳ-0 | |
町村を総人口/産業別就業人口比により分けた以下の15のグループに分類されます
| 人口 | 町村 | 比較的第三次産業多い比較的第一次産業多い | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 少ない多い | 5,000人未満 | I | 町村 I-2 | 町村 I-1 | 町村 I-0 |
| 5,000~10,000未満 | Ⅱ | 町村 Ⅱ-2 | 町村 Ⅱ-1 | 町村 Ⅱ-0 | |
| 10,000~15,000未満 | Ⅲ | 町村 Ⅲ-2 | 町村 Ⅲ-1 | 町村 Ⅲ-0 | |
| 15,000~20,000未満 | Ⅳ | 町村 Ⅳ-2 | 町村 Ⅳ-1 | 町村 Ⅳ-0 | |
| 20,000人以上 | Ⅴ | 町村 Ⅴ-2 | 町村 Ⅴ-1 | 町村 Ⅴ-0 | |