志布志市では、少子化と人口減少が進む中、子育て世代のニーズに応える新たな取り組みを進めています。
令和5年8月、市役所に隣接する空きビルを購入し、子育て世代へのアンケートで最も望まれていた「暑い日や雨の日でも安心して遊べる室内遊び場」の整備を開始しました。
この施設は、単なる遊び場にとどまらず、多様な働き方を支えるテレワーク環境や、地域住民が交流できるコミュニティスペース、カフェ、さらには観光情報発信拠点としての機能も備え、令和8年度中のオープンを目指しています。
本プロジェクトの目標は、まちなかに新たなにぎわいを創出し、地域内外の人々が自然に交流できる場を提供することです。
子どもたちには遊びや学び、体験を通じて社会性や創造性を育む機会を、働く人々には企業や個人が自由に集い、新たな出会いや発想を生む場を提供します。
さらに、デジタル技術を活用し、観光や子育てなど多様な情報を発信することで、地域の魅力を高め、子育て世代を中心とした移住・定住の促進を図ります。
敷地内には志布志市にこれまでなかった小児科を誘致し、隣接する商店街や歴史的建造物「山中氏邸」との連携による相乗効果も期待されています。
施設の構成は、1・2階に子どもの室内遊び場とコミュニティカフェ、交流スペースを設置し、運動遊具やデジタル遊具を整備します。
ここでは、子どもたちが天候に左右されず安全に遊べるだけでなく、地域住民や子育て世帯が交流できる居場所を提供します。
さらに、クーリングシェルターやギャラリー、デジタルサイネージを活用し、迅速で効果的な情報発信を行います。
3・4階にはテレワークや会議室、デジタル体験スペースを整備し、コワーキングスペースや自由に使えるキッチンを備えます。
プログラミング教室やeスポーツ体験など、地域の人材育成にも力を入れ、また「心の居場所」として相談スペースやセンサリールームを設置し、感覚過敏の症状を持つ人やその家族が安心して過ごせる環境を整えます。
駐車場には令和7年度中に小児科が開院予定で、地域イベントにも活用されます。
このプロジェクトは、子育て世代を中心に多世代が集い、働く人々や地域住民、観光客が自然に交流できる場を創出することで、志布志市の新たな魅力を発信し、持続可能なまちづくりを実現する重要な一歩となります。
志布志市には子どもの室内遊び場がなく、夏の暑い日や雨の日には市外の施設まで車で30分以上かけて移動する状況が続いています。
小学生以下のお子様を持つ全世帯へのアンケートでも、「室内の遊び場」が最も望まれる施設として挙げられました。しかし、2050年には志布志市の9歳以下の子どもが現在の約半数にまで減少すると推計されており、子どもを中心にしたまちづくりは急務です。
この施設整備は、子どもたちが安心して遊べる場を提供するだけでなく、小児科や古民家の整備と連動し、子育て世代を中心に多世代・働く人の交流を生み出し、商店街の活性化やまちあるき観光にもつながります。地域の未来を支える重要なプロジェクトです。
しかし、現在、物価高騰の影響で建設費が当初の想定より大幅に上昇し、工事費が不足している状況にあります。
このままでは、予定していた工事を縮小せざるを得ない可能性があります。
「ここまでしか工事できないかも」という事態を防ぎ、施設の整備内容を充実させるためには、皆様のご寄附による支援が不可欠です。寄附によって、遊具の導入や運営・安全対策の強化など、子どもたちが笑顔で過ごせる環境を整えることができます。
志布志市の未来をともに創るため、ぜひこのプロジェクトへのご支援をお願いいたします。
志布志市では、近年の温暖化で熱中症の危険性が高まり、強い雨の日も多く、子ども達が外で遊べない状況が増えて、運動不足や体力の低下が問題となっています。
さらに少子高齢化が急激に進み、同じ年代の子どもを持つ保護者同士や地域とのふれあいが減り、子育ての悩みを気軽に話せるような社会的なつながりが薄まってきています。
子どもを持つ保護者からは、全天候型の子どもの遊び場を望む声が多く寄せられていますが、志布志市にはそのような施設がありません。
子ども達は遊ぶことで、生きるために必要な社会性を体験し、学んでいきます。
子育て世代を中心とした多くの世代に見守られながら、ワクワクする遊びや体験、ふれあいの中で子ども達が成長できる機会を作るために、天候に左右されない室内遊び場を新たに整備させていただきますので、どうか皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!
※自治体アクションの詳細は、自治体と寄付企業で相談の上、決定します。
都道府県 | 都道府県 |
---|---|
政令指定都市 | 全国に20ある政令指定都市 |
特別区 | 東京都にある23特別区 |
中核市 | 人口20万人以上の政令指定都市以外の62市 |
施工事特例市 |
2015年に廃止された特例市(人口20万人以上)の内、中核市に移行しなかった27市 ※1都市 上記以外の市を総人口/産業別就業人口比により16のグループに分類 ※2町村 町村を総人口/産業別就業人口比により15のグループに分類 |
政令指定都市、特別区、中核市、施行時特例市以外の市を、
総人口/産業別就業人口比により分けた以下の16のグループに分類されます
人口 | 都市 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
少ない 多い | 50,000人未満 | I | 都市 I-3 | 都市 I-2 | 都市 I-1 | 都市 I-0 |
50,000~100,000未満 | Ⅱ | 都市 Ⅱ-3 | 都市 Ⅱ-2 | 都市 Ⅱ-1 | 都市 Ⅱ-0 | |
100,000~150,000未満 | Ⅲ | 都市 Ⅲ-3 | 都市 Ⅲ-2 | 都市 Ⅲ-1 | 都市 Ⅲ-0 | |
150,000人以上 | Ⅳ | 都市 Ⅳ-3 | 都市 Ⅳ-2 | 都市 Ⅳ-1 | 都市 Ⅳ-0 |
町村を総人口/産業別就業人口比により分けた以下の15のグループに分類されます
人口 | 町村 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | |||
---|---|---|---|---|---|
少ない 多い | 5,000人未満 | I | 町村 I-2 | 町村 I-1 | 町村 I-0 |
5,000~10,000未満 | Ⅱ | 町村 Ⅱ-2 | 町村 Ⅱ-1 | 町村 Ⅱ-0 | |
10,000~15,000未満 | Ⅲ | 町村 Ⅲ-2 | 町村 Ⅲ-1 | 町村 Ⅲ-0 | |
15,000~20,000未満 | Ⅳ | 町村 Ⅳ-2 | 町村 Ⅳ-1 | 町村 Ⅳ-0 | |
20,000人以上 | Ⅴ | 町村 Ⅴ-2 | 町村 Ⅴ-1 | 町村 Ⅴ-0 |