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人気格闘ゲーム「ストリートファイター」とタッグを組み、地元の魅力をPR!

奈良県 橿原市

公開日 : 2025年1月20日 関係人口の創出・拡大、 観光・交流

取材者 遠藤 香織 / 瀬戸株式会社

かしはらナビプラザ前に設置されたストリートファイターのキャラクター「リュウ」の銅像

ユニークなコンテンツを多彩に展開する橿原市の取り組みに迫る
奈良県のほぼ中央にある県第2の都市・橿原市。大和三山がそびえ、その中央には日本最初の都・藤原宮跡があります。中心には近鉄大和八木駅と近鉄橿原神宮前駅があり、歴史・文化、自然環境に恵まれながら、交通の便がよく生活しやすいまちです。
一方で、ほかの多くの地方自治体と同じように、人口減少が課題となっています。そこで、人の流れや交流を生み出す新たな魅力づくりを進めています。そのひとつが、企業版ふるさと納税の寄付対象事業として推進している「ストリートファイターと創る橿原魅力向上プロジェクト」です。その背景や課題、将来図などについて、企画戦略部副部長の若森睦司さん、同企画政策課係長の髙橋真弓さん、主査の奥野浩司さんにお伺いしました。


世界的に人気のある対戦型格闘技ゲーム「ストリートファイター」を起爆剤に


株式会社カプコンの代表作である人気対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」。同会社の創業者である辻󠄀本憲三会長が橿原市出身であることが縁で包括連携協定を締結し、ストリートファイターをキーコンテンツとし、本格的なまちおこしへの取り組みがスタートしました。
「今まで強みといえば歴史でしたが、ストリートファイターのコンテンツをきっかけに当市の魅力を知ってもらい、足を運ぶきっかけになればと考えています。地元の事業者など経済的にもメリットがあり、まち全体が賑わっていくことが目標です」と高橋さんは話します。

学校給食とストリートファイターとのコラボ献立

ユニークなコンテンツを多彩に展開。クラウドファンディングも


包括連携協定を締結してから約2年、リュウ・春麗・ケンといったキャラクターの銅像の設立、デザインマンホールや原動機付自転車のナンバープレート、等身大パネル、コラボフラッグの制作など、多岐にわたるコラボ企画を展開しています。
「2023年7月には、2体目の銅像設立をテーマにふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを立ち上げました。ファンの方や企業の皆様から賛同を得て目標額550万円を達成し、2024年3月、分庁舎前に銅像「春麗」を設置できました。」と若森さんは話します。1体目の銅像「リュウ」、3体目の銅像「ケン」に関しても、有志の方々の寄付によるもので、注目度の高いプロジェクトであり、支援の輪が広がっていることが伺えます。

人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラクターをデザインした駅名標

気運醸成のためにワークショップを開催。市民の声を反映してきたい


最近の取り組みとしては、2024年12月7日から橿原市内のJR万葉まほろば線(桜井線)の3駅でキャラクターをデザインした駅名標を掲出しています。また、キャリーボックスにキャラクターのステッカーを貼った郵便バイク全77台が、2025年1月1日から橿原市内を走行します。
今後、ストリートファイターを活用した取り組みをどう進めていくのかを伺いました。「市民の声を反映するために、また気運醸成のためにも、ワークショップを開催しています。企業の皆様や市民の方と一緒に手を取り合い、よりよいまちづくりを進めています」と奥野さん。

大和八木駅周辺にある「春麗」が描かれたマンホール

海外にどうアピールしていくのか。インバウンド対策の進め方も課題に


「ストリートファイターの公式SNSの配信を見ると、海外からのコメントも多く寄せられています。今後、インバウンド客への発信、取り組みを進めていけば、未開拓の層を獲得できるポテンシャルがあると考えています」と若森さんは話します。
ストリートファイターは世界200以上の国・地域に累計約5,400万本を販売しており、9割が世界配信です。
「最近では、海外からいらした方がマンホールを撮影していく様子を目にするようになりました。しかし、まだ充分とはいえません。おみやげやコラボメニューの企画・製造などを通じて、市民・事業者・企業と連携し、「観る・楽しむ・買う・食べる」ことを通じて賑わいのあるまちづくりに力を入れていく必要があります」と続けます。

市役所分庁舎周辺に掲げられたコラボフラッグ

世界遺産登録を視野にストリートの整備や物販販売を推進


2024年9月9日「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産の国内推薦候補に選定されました。橿原市や明日香村などに残る史跡など22カ所の構成資産から成り、2026年の世界遺産登録を目指しています。「ストリートファイターのコンテンツを活用できるのは当市だけの強みです。世界遺産登録のタイミングで、計画中のストリートファイターストリートの整備が進めば、賑わいの創出につながるチャンスと考えています」と語る奥野さん。
「寄付をいただいた企業の皆様には、ストリートファイターの絵柄が入った感謝状を贈呈しています。また銅像は、耐久性が高く、土台に企業名を記載した銘板を入れることも可能です。寄附の使途について、ご相談可能です。例えば、銅像を制作したいというような企業様がいらしたら、ご連絡ください」と締めくくってくれました。


ストリートファイターと創る橿原魅力向上プロジェクト

語り手

企画戦略部副部長、同企画政策課係長、主査

若森睦司さん、髙橋真弓さん、奥野浩司さん

自治体

奈良県 橿原市

資料ダウンロード 橿原周遊マップ リュウ

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