大磯町は、神奈川県中央南部に位置し、北は緑濃き高麗山などの丘陵、南は湘南の輝く海に囲まれた自然豊かなまちで、相模国府や東海道の宿場町としての歴史、明治から昭和にかけて総理大臣経験者8人が居を構えたという風光にも恵まれています。
しかしながら、日本全体で人口減少を迎えるのと同様に、本町の人口は2010年に33,032人とピークに達し、以降は少子高齢化を伴いつつ、人口減少と少子高齢化という課題に直面しています。
このまま少子化や高齢化を伴いつつ、人口減少が進行していくと、労働力人口の減少や生産・消費構造の変化、地域コミュニティの衰退、管理不全の空き家等の増加、町財政の根幹をなす町税収入の減少、社会保障関連経費の増大など、住民生活や財政運営に大きな影響を及ぼすことが予測されます。
このような状況下で、郷土の誇りを次世代に引き継いでいくためには、定住人口の安定化をめざすことにより人口減少を抑制しつつ、年少人口や生産年齢人口の確保に向けた取組みを進め、これまでの枠組みにとらわれずに、急激に変化する社会に適応できるまちを創り上げていくことが重要です。これらの実現に向けて、「住んでみたい」「住み働きたい」「いつまでも住み続けたい」と思える未来につながる大磯町を町民、行政、事業者が連携して創り上げていくことで、町民一人ひとりが大磯町を舞台として自分に合った快適な生活を手に入れること、すなわち、「あなただけの大磯らしいライフスタイル」を実現することをめざし、本計画期間中、次の3つの重点プロジェクトを掲げ推進していきます。
○地域産業基盤支援事業
地域産業の担い手を関係者と連携しながら多角的に支援します。
○地域経済循環形成事業
町内の各施設等を活用することにより地域経済の流れ・循環を形成します。
○働く世代の移住促進事業
住みながら働きたいと思う人々を大磯に惹きつけ、移住者の増加をめざします。
○子育て総合支援事業
妊娠・出産・子育ての各ステージに応じた支援を行います。
○地域とともに見守り育む子育て事業
地域全体で子育てを支える環境を構築します。
○次代を育む「大磯教育」事業
幼保小中連携、地域連携など大磯町の特性を生かした教育を推進します。
○地域防災力向上事業
あらゆる災害に対し、自助・共助・公助により的確に対応できる体制づくりを進めます。
○健康長寿推進事業
未病対策なども含めて健康寿命の延伸を促進します。
○地域モビリティ推進事業
誰もが安心して行き交うことができる環境を整えます。
| 都道府県 | 都道府県 |
|---|---|
| 政令指定都市 | 全国に20ある政令指定都市 |
| 特別区 | 東京都にある23特別区 |
| 中核市 | 人口20万人以上の政令指定都市以外の62市 |
| 施工事特例市 |
2015年に廃止された特例市(人口20万人以上)の内、中核市に移行しなかった27市 ※1都市 上記以外の市を総人口/産業別就業人口比により16のグループに分類 ※2町村 町村を総人口/産業別就業人口比により15のグループに分類 |
政令指定都市、特別区、中核市、施行時特例市以外の市を、
総人口/産業別就業人口比により分けた以下の16のグループに分類されます
| 人口 | 都市 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 少ない 多い | 50,000人未満 | I | 都市 I-3 | 都市 I-2 | 都市 I-1 | 都市 I-0 |
| 50,000~100,000未満 | Ⅱ | 都市 Ⅱ-3 | 都市 Ⅱ-2 | 都市 Ⅱ-1 | 都市 Ⅱ-0 | |
| 100,000~150,000未満 | Ⅲ | 都市 Ⅲ-3 | 都市 Ⅲ-2 | 都市 Ⅲ-1 | 都市 Ⅲ-0 | |
| 150,000人以上 | Ⅳ | 都市 Ⅳ-3 | 都市 Ⅳ-2 | 都市 Ⅳ-1 | 都市 Ⅳ-0 | |
町村を総人口/産業別就業人口比により分けた以下の15のグループに分類されます
| 人口 | 町村 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 少ない 多い | 5,000人未満 | I | 町村 I-2 | 町村 I-1 | 町村 I-0 |
| 5,000~10,000未満 | Ⅱ | 町村 Ⅱ-2 | 町村 Ⅱ-1 | 町村 Ⅱ-0 | |
| 10,000~15,000未満 | Ⅲ | 町村 Ⅲ-2 | 町村 Ⅲ-1 | 町村 Ⅲ-0 | |
| 15,000~20,000未満 | Ⅳ | 町村 Ⅳ-2 | 町村 Ⅳ-1 | 町村 Ⅳ-0 | |
| 20,000人以上 | Ⅴ | 町村 Ⅴ-2 | 町村 Ⅴ-1 | 町村 Ⅴ-0 | |