全国的な「磯焼け(藻場の喪失)」は徳島県美波町においても深刻化し20~30年で藻場が急速に衰退しています。その主要因はアイゴやブダイなどの草食魚の食圧によるものと明らかになりました。この問題に対し、藻場再生を軸に地元関係者で「藻藍部」を設立しました。草食魚かつ未利用魚でもあるアイゴを、鮮度管理と加工によって美味な地場産品として開発し、活用することで磯焼け対策に奮励しています。
藻場再生を通じて、地域活性化を目指す好循環モデルの構築に取り組んでいきます。
2023年に設立した藻藍部は、様々な事業効果をもたらしてきました。
2025年からはさらに活動の幅を広げ、藻場再生エリアの拡大とともに、高度な磯焼け対策に取り組むため、藻藍部の5つのアクション「①漁獲する②加工する③販売する④再利用する⑤育てる」の強化に努めてまいります。この寄付金は5つのアクションのうち、「⑤育てる」を最優先して活用させていただきます。
主な活用内容は、母藻設置を強化し、さらには海藻の培養に挑戦する「増やして“育てる”」と、草食魚の侵入を防ぐ防除網を設置して早熟性カジメを保護し、藻場モニタリング調査のエリアを拡大する「守って“育てる”」分野に注力します。
私たち藻藍部は、ここ美波町から、未来の海を見据え、豊かな漁業を育むことで地域の未来を繋ぐ架け橋となることを目指しています。また、海と人との繋がりを大切にし、新しい価値を生み出しながら、海を元気にし、守り続ける活動を続けています。5つのアクションを軸にアイゴを活用した水産業振興、食文化形成、藻場再生による地域活性化を目指します。皆様のご理解と温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
藻藍部では、「藻い!藻藍部です。」の掛け声とともに、公式HPをはじめ、Instagram、YouTubeで活動の様子を配信しています。藻藍部がもっと皆さんの身近なものになると嬉しいです。
都道府県 | 都道府県 |
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政令指定都市 | 全国に20ある政令指定都市 |
特別区 | 東京都にある23特別区 |
中核市 | 人口20万人以上の政令指定都市以外の62市 |
施工事特例市 |
2015年に廃止された特例市(人口20万人以上)の内、中核市に移行しなかった27市 ※1都市 上記以外の市を総人口/産業別就業人口比により16のグループに分類 ※2町村 町村を総人口/産業別就業人口比により15のグループに分類 |
政令指定都市、特別区、中核市、施行時特例市以外の市を、
総人口/産業別就業人口比により分けた以下の16のグループに分類されます
人口 | 都市 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | ||||
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少ない 多い | 50,000人未満 | I | 都市 I-3 | 都市 I-2 | 都市 I-1 | 都市 I-0 |
50,000~100,000未満 | Ⅱ | 都市 Ⅱ-3 | 都市 Ⅱ-2 | 都市 Ⅱ-1 | 都市 Ⅱ-0 | |
100,000~150,000未満 | Ⅲ | 都市 Ⅲ-3 | 都市 Ⅲ-2 | 都市 Ⅲ-1 | 都市 Ⅲ-0 | |
150,000人以上 | Ⅳ | 都市 Ⅳ-3 | 都市 Ⅳ-2 | 都市 Ⅳ-1 | 都市 Ⅳ-0 |
町村を総人口/産業別就業人口比により分けた以下の15のグループに分類されます
人口 | 町村 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | |||
---|---|---|---|---|---|
少ない 多い | 5,000人未満 | I | 町村 I-2 | 町村 I-1 | 町村 I-0 |
5,000~10,000未満 | Ⅱ | 町村 Ⅱ-2 | 町村 Ⅱ-1 | 町村 Ⅱ-0 | |
10,000~15,000未満 | Ⅲ | 町村 Ⅲ-2 | 町村 Ⅲ-1 | 町村 Ⅲ-0 | |
15,000~20,000未満 | Ⅳ | 町村 Ⅳ-2 | 町村 Ⅳ-1 | 町村 Ⅳ-0 | |
20,000人以上 | Ⅴ | 町村 Ⅴ-2 | 町村 Ⅴ-1 | 町村 Ⅴ-0 |