動物愛護及び管理に関する法律等の一部改正や市民の関心の高まりなどにより、動物愛護行政に求められる内容は年々増加しています。収容スペースの確保や負傷動物等の治療促進のほか、動物愛護に関する施策の更なる充実を図るため、令和7年度よりふるさと納税等による寄附金の募集を開始しました。
地域住民やNPO、動物愛護団体と協働し、動物愛護の推進と住民同士の関わりや共同意識の向上、地域環境の向上に寄与します。
鹿児島市では、関係団体の方々のご協力のもと、地域猫活動や動物愛護サポーター制度の導入など、動物愛護に関する取り組みを進めており、犬猫の収容数は減少傾向にあるとともに、令和3年度以降は殺処分ゼロ(病気などの自然死を除く)を継続しております。
令和6年度は殺処分ゼロの継続により殺処分機を廃止し、令和7年度からは焼却を民間に委託し、焼却炉についても廃止しました。
動物愛護に関する施策をさらに充実させるためには、行政だけでなく、地域全体での協力が不可欠です。
寄附金は、収容動物の治療や譲渡促進、啓発活動などに活用されます。
皆さまの温かいご支援が、動物たちの未来を守ります。
・飼い主のいない猫の不妊去勢手術(地域猫活動等)
・収容された動物の飼養環境・譲渡促進に関する取り組み
・負傷した動物への治療
・動物愛護管理センターの施設整備
などを想定しております。
飼い主のいない猫は、獣医師会やボランティアの協力をいただきながら不妊去勢を実施し、不幸な猫が増えない取り組みを実施しております。今後も不幸な猫が生まれない取り組みを充実してまいります。
現在、動物愛護管理センターでは、安易な引き取りを防止するため、犬猫の引き取り手数料を徴収するとともに要件を満たさない引き取りの拒否を徹底しております。
一方で、母猫が育児放棄と判断した幼齢猫などは保護しており、1頭でも多くの幼齢猫を救い譲渡できる施策を積極的に行っております。
今後は、収容された犬猫の不妊去勢や猫の飼養環境整備のほか、動物愛護サポーターへの支援なども検討してまいります。
収容された負傷動物は、地区獣医師会との協定に基づき、定期的に診療や必要に応じて鹿児島大学の協力もいただいているところですが、軽度の疾病に限られることや、緊急時の対応が難しいなどの課題があり、今後、課題解決に向けて検討してまいります。
センターが整備された平成13年当時は、野良犬猫が非常に多く、公衆衛生上の問題もあり、その役割は、主に、野良犬の捕獲、犬猫の引取り、収容、殺処分を効率的に行う施設でした。
現在は、法律の改正や殺処分削減に向けた機運が高まっており、動物の適正飼養、動物愛護や命の尊さについて広く学習することができる施設も必要となっております。
本市では、収容した動物の返還や譲渡の推進がますます重要と考えており、今後、収容した動物を一定の規模で一定の期間、個別に収容し、個体毎に管理できる施設の整備も必要であると考えております。
本市は、これからも「人と動物が幸せに暮らす社会」を進めてまいりますので、みなさまの応援をお願いたします。
鹿児島市は、動物愛護の推進を通じて、住民同士のつながりや地域環境の向上を目指しています。
人と動物が共に生きる、よりよい鹿児島市を築いていくために、企業の皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
| 都道府県 | 都道府県 |
|---|---|
| 政令指定都市 | 全国に20ある政令指定都市 |
| 特別区 | 東京都にある23特別区 |
| 中核市 | 人口20万人以上の政令指定都市以外の62市 |
| 施工事特例市 |
2015年に廃止された特例市(人口20万人以上)の内、中核市に移行しなかった27市 ※1都市 上記以外の市を総人口/産業別就業人口比により16のグループに分類 ※2町村 町村を総人口/産業別就業人口比により15のグループに分類 |
政令指定都市、特別区、中核市、施行時特例市以外の市を、
総人口/産業別就業人口比により分けた以下の16のグループに分類されます
| 人口 | 都市 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 少ない 多い | 50,000人未満 | I | 都市 I-3 | 都市 I-2 | 都市 I-1 | 都市 I-0 |
| 50,000~100,000未満 | Ⅱ | 都市 Ⅱ-3 | 都市 Ⅱ-2 | 都市 Ⅱ-1 | 都市 Ⅱ-0 | |
| 100,000~150,000未満 | Ⅲ | 都市 Ⅲ-3 | 都市 Ⅲ-2 | 都市 Ⅲ-1 | 都市 Ⅲ-0 | |
| 150,000人以上 | Ⅳ | 都市 Ⅳ-3 | 都市 Ⅳ-2 | 都市 Ⅳ-1 | 都市 Ⅳ-0 | |
町村を総人口/産業別就業人口比により分けた以下の15のグループに分類されます
| 人口 | 町村 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 少ない 多い | 5,000人未満 | I | 町村 I-2 | 町村 I-1 | 町村 I-0 |
| 5,000~10,000未満 | Ⅱ | 町村 Ⅱ-2 | 町村 Ⅱ-1 | 町村 Ⅱ-0 | |
| 10,000~15,000未満 | Ⅲ | 町村 Ⅲ-2 | 町村 Ⅲ-1 | 町村 Ⅲ-0 | |
| 15,000~20,000未満 | Ⅳ | 町村 Ⅳ-2 | 町村 Ⅳ-1 | 町村 Ⅳ-0 | |
| 20,000人以上 | Ⅴ | 町村 Ⅴ-2 | 町村 Ⅴ-1 | 町村 Ⅴ-0 | |