うみがめと共に生きる町プロジェクト
活動報告・お知らせ
目次
プロジェクト概要
美波町は昭和25年に世界で初めて本格的なウミガメの調査研究に取り組んだ町です。地元の中学生と教師によりスタートした調査研究は後に注目を集め、昭和42年には日本で初めてとなるウミガメとその産卵地が国の天然記念物の指定を受けることとなりました。
昭和63年には日本で初となる海亀国際会議を開催、平成7年にはウミガメ保護条例を制定し、現在までウミガメとその産卵地の保護に取り組み、ウミガメ保護の聖地となっております。
そのうみがめの上陸数が令和5年(2023年)に初めて“0”頭を記録し、大きな衝撃が走りました。ウミガメ保護の聖地として、世界に発信するうみがめ博物館カレッタの全面改修をはじめ、うみがめの産卵地、地域住民の生活拠点である八幡神社、大浜海岸でウミガメ保護活動を通じ、人とウミガメとの共存エリアとして環境保全活動に取り組みます。
なぜ寄附を募るのか
主な事業
・うみがめ博物館カレッタ及びうみがめ荘跡地環境整備
・大浜海岸周辺のうみがめの森・宮の森の再生
(マザーツリーともいえる町指定文化財の大楠、宮の森の木々の先端枯れの解消事業)
・うみがめ保護・研究活動
(日本うみがめ会議開催)
(民間提案制度を活用、ウミガメに配慮した照明器具への転換)
・大浜海岸の海岸美化活動、環境教育活動
(うみがめ保護活動団体とのうみがめ教育の実施)
(中学生を対象とした姉妹都市ケアンズとの交流事業)
以上の事業に寄附金を活用します。
メッセージ
美波町における人とウミガメとの物語は、郷土愛と自然への探求心に燃えた中学生と若い教諭により、昭和25(1950)年、一本の温度計から始まりました。そしてこの活動は、次第に町ぐるみとなり、県内外、そして海外からも注目されました。
70年以上が経過した今でも、大浜に訪れる海からの使者を通し、人が自然と対話することの大切さ、共に歩む姿勢の重要さ、目の前の課題に対して自ら動き、考えることの大事さに気づかせてくれます。
人口減少が進もうとも、ふるさと美波町を築いた先人達に感謝し、歴史・伝統・文化を次世代につなげ、このまちをいつまでも明るく豊かで、住み心地のよい、ウミガメとひとが回遊・回帰するにぎやかなまちとして未来につなげていきたいと思っております。
この度ご寄付いただきました貴重なご厚意は、この誇るべき歴史を後世へ受け継ぐため、大切に使わせていただきます。
浜太郎(当時中学生の研究で孵化 2025年で75歳を迎えた)
日和佐うみがめ博物館「カレッタ」で飼育されているアカウミガメの「浜太郎」は1950年8月13日生まれ。ウミガメが上陸する大浜海岸の近くにあった町立日和佐中の科学部の生徒が生態研究を始め、ふ化させた。年齢が確定しているアカウミガメとしては世界最高齢。
自治体情報
類似団体別市町村財政指数
■グループの説明
都道府県 | 都道府県 |
---|---|
政令指定都市 | 全国に20ある政令指定都市 |
特別区 | 東京都にある23特別区 |
中核市 | 人口20万人以上の政令指定都市以外の62市 |
施工事特例市 |
2015年に廃止された特例市(人口20万人以上)の内、中核市に移行しなかった27市 ※1都市 上記以外の市を総人口/産業別就業人口比により16のグループに分類 ※2町村 町村を総人口/産業別就業人口比により15のグループに分類 |
■都市 のグループ(分類)※1
政令指定都市、特別区、中核市、施行時特例市以外の市を、
総人口/産業別就業人口比により分けた以下の16のグループに分類されます
人口 | 都市 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
少ない 多い | 50,000人未満 | I | 都市 I-3 | 都市 I-2 | 都市 I-1 | 都市 I-0 |
50,000~100,000未満 | Ⅱ | 都市 Ⅱ-3 | 都市 Ⅱ-2 | 都市 Ⅱ-1 | 都市 Ⅱ-0 | |
100,000~150,000未満 | Ⅲ | 都市 Ⅲ-3 | 都市 Ⅲ-2 | 都市 Ⅲ-1 | 都市 Ⅲ-0 | |
150,000人以上 | Ⅳ | 都市 Ⅳ-3 | 都市 Ⅳ-2 | 都市 Ⅳ-1 | 都市 Ⅳ-0 |
■町村 のグループ(分類)※2
町村を総人口/産業別就業人口比により分けた以下の15のグループに分類されます
人口 | 町村 | 比較的第三次産業多い 比較的第一次産業多い | |||
---|---|---|---|---|---|
少ない 多い | 5,000人未満 | I | 町村 I-2 | 町村 I-1 | 町村 I-0 |
5,000~10,000未満 | Ⅱ | 町村 Ⅱ-2 | 町村 Ⅱ-1 | 町村 Ⅱ-0 | |
10,000~15,000未満 | Ⅲ | 町村 Ⅲ-2 | 町村 Ⅲ-1 | 町村 Ⅲ-0 | |
15,000~20,000未満 | Ⅳ | 町村 Ⅳ-2 | 町村 Ⅳ-1 | 町村 Ⅳ-0 | |
20,000人以上 | Ⅴ | 町村 Ⅴ-2 | 町村 Ⅴ-1 | 町村 Ⅴ-0 |
財政力指数
- ・財政力指数は、自治体の財政面から見た体力(ゆとり)を見るための指標
- ・企業と比較はできないものの、貸借対照表(B/S)のような位置づけに近い
- ・指数が高いほど財政にゆとりがある
- ・1.0以上はかなり健全で、0.4~0.99は概ね問題なし、0.4未満は危険水域
- ・財政力指数が過去3年間の平均値1.0を超える回体は交付税不交付体となる
- ・人口と産業が集積して、税収が多い場合は比較的数値は良い傾向にある
経常収支比率
- ・財政の弾力性(ゆとり)を見るための指標
- ・企業と比較はできないものの、損益計算書(P/L)のような位置づけに近い
- ・低いほど自由に使える予算が多く、高いほど自由に使える予算が少ない
- ・低いほうがよく、100%超は企業でいう赤字経営の状況
- ・86.0未満はかなり健全で、90以下であれば問題なし、90後半以上は厳しい状況
- ・当年度もしくは次年度における新たな施策を打つ余裕があるかがわかる
実質公債比率
- ・収入(歳入)に対する借金の割合のこと
- ・資金繰りの程度を表す指標
- ・18%以上は地方債発行に国の許可が必要
- ・25%以上は単独事業のために債権を発行できない
- ・地方財政措置を受けときなどに関係する
将来負担率
- ・将来負担すき負債の標準財政規模に対する比率
- ・企業の有利子負債依存度のような位置づけに近い
- ・自治体の借入金(地方債)や将来財政を圧迫する可能性の度合いを示す指標
- ・市町村350%、都道府県・政令都市400%を超える国に健全化計画の報告が必要